ローンは多種多様となっています。
中でも、不動産を担保とするのが不動産担保ローンです。
キャッシングとは違って信用貸しとはならないので、低金利で高額融資も可能となっています。
ただ担保として出した不動産の価値によっては、希望する金額100%を融資してもらえるとは限りません。
【メリット①】低金利であること
前述したように、大きなメリットは低金利だという事です。
その為、おなじ金額を無担保で借りた時と比べると、返済総額を抑える事も可能となります。
しかも借入額によってはその差が大きくなるので、高額融資を希望している人は有担保を選ぶのがポイントです。
ただ、不動産さえ出せばどれだけでも融資してもらえるというわけではありません。
その価値によっても、融資限度額が違ってくるので注意しましょう。
【メリット②】借りたお金の使い道は自由
不動産担保ローンは、借りたお金の使い道は原則的には自由です。
しかしギャンブルなどを目的とした場合は、残念ながら不動産にどれだけの価値があったとしても断られてしまう事があります。
もちろん断らない金融機関もあるので、事前の確認しておきましょう。
ギャンブルは手元に資金が残らない可能性が高く、一攫千金で借金を一括返済しようと考えると危険です。
仕事をして、確実にコツコツと返済していくようにしましょう。
デメリットについて
基本的にお金を借りる時は、返済することを条件に借りるものです。
しかし時には状況が変化し、返済できなくなってしまう事もあるかもしれません。
滞納が続くと金融機関から連絡がきて、その後も返済できないままだと、結果的に金融機関側が不動産を売却してしまいます。
そして、その売却したお金を使って債務を返済する事になります。
しかし、不動産価値は時とともに変化していくので、借り入れ当初よりも価値が下がってしまう事もあります。
そうなると、その不動産だけでは完済できないので、残金を返済しなければいけなくなります。
勿論、不動産自体は売却してしまうので手元に残る事はありません。
また手続きに関する費用も発生する事、さらに審査には時間が掛かる事もあります。
不動産担保ローンは比較的高額融資が期待できる物です。
しかし沢山借りるという事は、それだけ返済にも時間が掛かってしまうという事になります。
その為、自分名義の不動産がある場合は、利用するメリットがあると言えます。
しかし借りすぎると、結果的には自力で返済できなくなってしまうので注意しましょう。上手に使う為には、返済能力に見合った借入額にしておく必要があります。
また無理のない返済計画を立て、その不動産を売却して借金を返済しなくても良いように心掛けましょう。