審査に落ちてしまったら
通過率
カードローンを利用する前には必ずその金融機関からの与信を受け、審査に通らなくてはいけません。
ですが、自分ではまあ大丈夫だろうと思っていたような人が、思いもよらない理由で審査に落ちてしまうということもあったりします。
審査基準はそれぞれの金融機関によってかなり違った判断基準がもうけられており、かつその基準内容については決して外部に漏らすようなことはされません。
ですので、もし審査を申し込んで落ちたとしてもその理由が示されずどう対応をしてよいかがわからないというようなこともあるようです。
カードローンの審査に通るかどうかを「通過率」として示すことがありますが、全くの新規として申し込んだときの一般的な通過率は約30~40%くらいとなっています。
単純に3人に1人くらいしか通過しないというふうに思うとなんだかとても厳しい基準が設けられているかのように感じます。
実は数年前から始められている総量規制の実施や、グレーゾーン金利の撤廃といった借り入れに関する規制が強化されたことの影響で、かつては60~70%くらいは通過していたカードローン(無担保ローン)の通過率が急激に低下してしまったのです。
もっとも実質的には3人に1人というのはかなり厳しく見積もった数字であり、2人に1人くらいは通過できるようになっています。
どういう人が審査に落ちるのか?
そこで気になるのが、どうしてそんなにもたくさんの人がローン借り入れができないのかということです。
カードローンの審査に通らない理由は先程も述べたように明確に示されているというわけではありません。
ただ、ある一定の条件に当てはまっている人はほとんどの場合どの金融機関を申し込みしても必ず落ちるということです。
その条件とは、まず他社金融機関から複数の借り入れがあり、その金額が多いという人です。
何をもって多いというかは難しいラインですが、複数から数十万円の借り入れがある人というのは何らかのお金に困る事情があると判断されるので、返済の可能性が薄いとして審査から外されてしまいます。
また、そんな他社からの借り入れをしたときに返済が間に合わず、ブラックリストに乗ってしまったような人も同様に審査に通ることはできません。
他社からの借り入れ状況についてはいくら隠そうとしてもデーターベースで瞬時にバレてしまうので、もし事情があってそれでも借り入れをしなくてはならないときにはヘタに隠そうとせず正直に事情を話した方がよいでしょう。