車を購入する時は、ある程度まとまったお金が必要となります。
現金で一括払いも可能ですが、ローンを組んで購入する事も可能です。
車を買う時に利用するローンのことをマイカーローンと呼び、3種類あります。
銀行系で組む場合
銀行で借りる場合、金利は低めですがどうしても他の融資方法と比べると審査が厳しくなっています。
また、申し込みの条件として正社員としての勤続年数が5年以上と設定されている場合もあり、この条件に合っていない人は融資をしてもらう事が難しいでしょう。
審査結果が出るまでの時間も長くかかる時があるので、余裕を持って申し込まなければいけません。
キャンペーン開催中という場合もあり、この時に借入をすると普段よりも低金利で借りられる場合もあります。
三井住友銀行のマイカーローンなどが有名です。
信販系・販売店系で組む場合
信販会社やディーラーでも借りる事ができます。
銀行系に比べると少々金利が高くなってしまう場合もありますが、審査は銀行系よりも厳しくありません。
しかしディーラーでお金を借りる場合は、車の所有権を有している人が本人ではなくて販売店となってしまいます。
車検証を見ると、所有権の欄には販売店の名称が書かれているので見てみると簡単に分かります。
完済すれば本人名義にする事が可能です。
このように販売店となっている事から、借金が残っている間に買い替えようとすると、本人名義ではないのでスムーズに買い替えができない場合があるので注意が必要です。
手数料が必要な場合もあるため、最終的にどれだけの費用が必要となるかを提示してもらうようにしましょう。
また金利合も、車両価格に上乗せされている事もあるため、注意する必要があります。
ファイナンス系で組む場合
銀行系は審査が厳しく、販売店系は所有権が本人ではないなど、これらの点をクリアしているのがファイナンス系です。
審査は厳しくなく、金利も以前は少々高めに設定される事がありましたが、現在は低金利の物も出てきています。
車の所有権が販売店ではないので、借入金が残っている時でも買い替えは比較的簡単に出来、高く評価されています。
トヨタファイナンスなども有名なものの一つです。
車を買う時にマイカーローンを使う人は大勢います。
総量規制の対象とはならないので、消費者金融などから借り入れがある場合も申し込みはできます。
ただ過去にブラックリストに登録されてしまった事があり、まだその期間が終了していない人は残念ながら審査に通る事はできません。
近い将来車を買いたいけれど既に消費者金融などで借入をしている人は、滞納や自己破産などをしないようにしましょう。
総量規制の対象とはなりませんが、すでに他社から多額の借り入れがある場合は審査に通らない事が多々あるので、出来るだけ借入額は少ない状態で、また頭金を用意してから申し込むようにします。