妥協なく理想の結婚式を開きたいと思うなら、ブライダルローンの利用は大変おすすめです。
このローンは平均300万円以上がかかるという結婚式のための資金を、目的を限定することで貸出をしてくれるローンであり、結婚前の貯金額に若干不安のあるカップルに多く利用されるものとなっています。
これは銀行や信販会社など数多くの企業が取り扱う金融商品となっていますが、大きく分類すると3種類となっています。
まず式場やその他ブライダルプランナーのいる企業と連携して提供される「連携型」と、次に銀行などの審査を受けることで支払先となる式場や旅行会社に直接代替わり支払いしてくれるようになる「直接振込型」、最後に希望の金額を金融機関から所定の口座に振り込む「貸付型」の三つです。
このうち最後の貸付型のみ、実際に貸し出した金額がブライダル目的に使われたかどうかが金融機関側からはわからなくなってしまいますが、ほとんどの場合事後に使用した費用の領収書や帳簿の提出を義務付けています。
一見便利そうな「貸付型」ですが、普段あまり帳簿やお小遣い帳をつけていないという人にとっては少し面倒に感じてしまうかもしれませんね。
現在いわゆる「ブライダルローン」として扱われているのは最初の「連携型」です。
この場合、大抵クレジットカード企業が民間の式場やその他サービスと提携をする形でローンを提供しており、実際にどのくらいの規模の挙式にどう費用が使われるかを企業側で把握して貸付をするようになっています。
連携型のブライダルローンのメリットは、他のブライダルサービスと一体的に業務が行われているため、本来であれば一から探さなければいけないブライダルに関わる発注先の全てを一元的に取り扱うことができるという点です。
式場選びやそこでの式の規模、当日の衣装・メイク、ゲストの送迎など式までに決めなくてはいけないことは大変にたくさんあるので、あらかじめ費用面を踏まえた相談相手がいるということは心強く感じられます。
特にこのブライダルローンを進めたいのは、挙式が急に決まってしまったカップルです。
授かり婚や転勤などの都合で、どうしても2~3ヶ月以内に式を挙げないと都合が悪いという人の場合、資金の準備とともに準備に十分時間をかけることができません。
そこで、便利な連携型のブライダルローンを使うことで、ある程度過去の実績からそのまま流用ができそうな式の流れを教えてもらいつつ、自分たちなりのこだわりを加えていくことができます。